相応寺の境内には古い来歴を誇る本堂をはじめ、山門・中門・鐘楼ばど諸堂が点在し、 さらに土佐光信、俵屋宗達、尾形光琳らの絵など貴重な文化財も多数所蔵されています。 今では山の手の住宅地の一角で、松林の緑に囲まれた丘の中程ですが、 移転した当時は周りに人家もまばらで山寺の風情もあったことから、 京都の清水寺になぞらえた舞台を備えたこともあったそうです。 その時の名残として、実際に清水寺から分身をいただいた木造千手観音が安置されています。
茶筅供養
相応寺では隔年で「茶筅供養」を行っています。 相応寺に境内には中京の茶人・堀田宗達の茶室があり、 その御縁で建立された「茶筅塚」でかつて日本で 初めての茶筅供養が営まれたものの、供養は戦後を 通じて途絶えてしまいました。これが60年ぶりに 再開されたもので、茶道の愛好家が多数参集して 茶筅の供養を行い、またお茶会も催しています。